さだかね商店の紹介のページです



    【さだかね商店の紹介のページ】



 潟Aメディアのメディアナウ141号にさだかね商店が、紹介されました。

潟Aメディアからの取材は2000年7月27日にユニメールのお披露目会を兼ねて、行われました。


以下、メディアナウの引用文です。***

ハイテク・ショップ紹介
広島に現れた明星「さだかね商店」
レポーター 美月 めぐみ

 今回は、広島市安芸区矢野に新しくオフィスを建てられました.「さだかね商店」をご紹介します。
 美味しいお好み焼きでおもてなしくださった店長のさだかね店長邦明さんは、アメディア社長より少しお兄さまといった年齢の方なのですが、だいぶ若々しい感じのする穏やかな方でした。
 また、この取材の後、地元のユーザーの方々にもお集まりいただいて、「ユニメール体験会」を開いていただき、貴重なご意見を多数いただいたことも、併せてご報告しておきます。
 広島万歳!!(おっと、私はベイスターズファンなので、カープの応援ではありませんよ!)

さだかね商店について
 美月:まずは、さだかね商店というお店がどんなところなのかを伺いたいのですが
、それには最初に簡単に自己紹介をお願いした方がよろしいですね?

 さだかね店長:私は、進行性の網膜症で、弱視です。昨年の1月に視覚障害で身体障害者手帳を取得し、3月に市役所を眼の病気を理由に退職しました。
 その後、盲導犬使用者の会に入会して、福岡盲導犬訓練センター(現在の九州盲導犬協会)で面接を受けてから今日まで、訓練待ちです。その間、地元の社会福祉センターで、点字学習等をして、視覚障害者との交流を深めてきています。

 美月:で、どういった経緯で現在のお店を開業なさったんでしょうか?

 さだかね店長:市役所を退職後、盲学校で勉強してから、その後についてのことを考えようと思っていました。でも、私の趣味として、20年前からパソコンを楽しんでおりましたので、それを活かせないものかと思ったわけです。
 実は、眼の病気のためパソコンを使用できなくなった時期が1年位ありました。そんな頃にWindows95で使用できる音声スクリーンリーダーのことを知ってから、パソコン活用が復活したのです。
市役所を退職するまでの2年間は本当に助かったものです。その後、私と同じように眼の病気の人が、音声パソコン活用で仕事をしていらっしゃるのを知ってから、私の趣味として使っていたパソコンが、仕事になるのではと思いまして、現在の仕事を始めるきっかけとなった次第です。

 美月:具体的にさだかね商店のなさっているサービスの特徴についてお話いただけますか?

 さだかね店長:一般の市販ソフト販売店は、パソコンとアプリケーションソフトを沢山陳列しておけば、一般のお客さんは、価格の安い所で購入すればよいでしょう。でも、視覚障害者が使えるソフトは、通常のパソコン販売店等では購入することは、多くの場合できないと思うんですね。
 もし、注文したとしても、その商品に対して購入する前に詳しい説明のできる店は、本当に数少ないのが現状ですよね。そういう場合のユーザーからの要望を汲み上げて応えていく役割を担っていると思うのです。
 サポートには、できる限り出張サービスを致します。

アメディアの代理店として
 美月:で、アメディアとの関わりは、どんなことがきっかけになってるんですか?

 さだかね店長:私の兄も同じ眼の病気で、さだかね治療院を自営しております。私が音声パソコンを活用する頃と時を同じくして、アメディアさんの音声拡大読み上げソフト「ヨメール」を購入し、一緒に使ったのが始まりです。こんなに便利なヨメールを、もっと多くの視覚障害者の方々に知っていただきたい。それを私がサポートしたいと思った訳です。
 それから、アメディアさんと契約させていただきました。

 美月:現在はどんな風にアメディア商品の販売とサポートをしてらっしゃるんですか?

 さだかね店長:少しずつですが、今までのパソコン経験を生かしつつ、商品を購入していただいたユーザーさんの貴重な意見を伺いながら、今後、アメディア製品が視覚障害者のためにどのように役にたつのかを理解していただけるように、地道な努力をしたいと思っています。
 また、購入された後についても、こちらからの的確なサポートとアフターサービスを心がけていきたいと思ってます。

 美月:お客さんのサポートなどしてらして、何か感じておられることはありますか

 さだかね店長:現在、音声パソコン活用で苦慮していることがあります。
 それは、点字入力を希望されておられるユーザーへの問題があります。新しいパソコンが発売されるたびに、点字入力対応のパソコンが、多少、無視されてきているのを感じるのは私だけでしょうか?

 美月:いえいえ、最近は視覚障害者のユーザーなら誰しも考えてますよ、身にしみてね。

 さだかね店長:パソコン開発者の皆さんには、視覚障害者ユーザーのためにも、御配慮をしていただくよう希望したいと思いますね。
* (注) Windows Vista以降からは、点字入力対応のパソコンが多くなったように感じます。 しかし、希に対応しないものがあるのも事実です。

 美月:同感です。(苦笑)

今後の展望
 美月:今後の展望について伺いたいのですが。

 さだかね店長:現在、IT革命、つまり、インフォメーション・テクノロジーが叫ばれています。パソコンユーザーは今後ますます増加することでしょう。
 視覚障害者もパソコン活用により、インターネット上で、新たな社会参加と自己主張に芽生えてくることが、アメディアのボイス・サーフィンとかユニメールを活用することにより証明されていくんじゃないかと思うんです。それから、テレビもデジタル化がもたらす影響は計り知れない可能性を秘めてますよね。
 私たちも、時流に乗り遅れないよう、追い風に乗らなければ立ち遅れてしまいますね。

 美月:それはアメディアとて同じことです。この世界は加速度的に進歩してますからね。

じゃ、最後に、本誌の読者の人たちへメッセージをお願いします。

 さだかね店長:はい。今年の6月23日に、さだかね商店の事務所が完成したばかりで、やっと仕事をするための基礎作りができました。
 事務所開店に伴い、心機一転し、これまで以上に自営業に取り組んでいきたいと思っている次第であります。さだかね商店は一人でやっていますので、毎日が貧乏暇無しの生活です。
 でも、さだかね商店は、サポートについて、より一層の努力をして、視覚障害者が生活の上で新たな生き甲斐をもっていただくことが少しでもできれば、喜びを共有できると思うのです。
 まだまだ未熟者なので、一歩一歩着実に経験を重ねて行きたい。心からエンドユーザーさんのためになるような手助けをできるようになるのが、私の念願です。
 主に、広島県にお住まいの視覚障害者を対象として、アメディア製品等の設定・説明の出張サポート・サービスを致します。
 これからのスモールオフィス「さだかね商店」をどうぞよろしくお願い致します。

 美月:なんか、とても熱く語っていただきました。
 どうぞこれからもがんばっていってくださいね。今日はどうもありがとうございました!!

★ 連絡先
 住所:〒736-0086
 広島市安芸区矢野南三丁目32番13号
 名称:さだかね商店
 Tel & FAX :(082)888-0326
 URL:http://www.enjoy.ne.jp/~sada5/



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