音声パソコンのサポート



 
【片道2時間かけて、パトリックと音声パソコンのサポートに行ってきました】



 パトリックとはこれで15回目の出張サポートになります。仕事を終えて、パトリックにウエイト、グー! と首をさすったら、しっぽブンブンで、大喜びです。
 帰りは、何も命令することはなく、パトリックの頭の中はハウスバック・モードになっています。
 その帰り道のことですが、50分バスに乗った後、広島駅前のバス・降り場に着いた時、下車した場所が、福屋デパートの南側だったと思います。
 地下道入り口などが新しくなって、周りの雰囲気が3年前の記憶と違っておりました。
 広島駅周辺は、これまでパトリックとJRで、10回位、駅前と地下道の歩行は経験済みです。
 広島駅前から中心街への行き帰りは、いつもバスに乗ることはなく路面電車でした。

 しかし、今日のバスの下車した所は、初めてで方向がわからなかったのですが、何故か周りに歩いている人に行き先を聞くことはありませんでした。
 振り返ってみると、私は目が悪くなかった以前から、無類の方向音痴なんですが、道に迷っても、相当、歩いて、それでもわからない場合に限り、やむおえず周りの人に尋ねるというたちなんです。
 という訳で、ここはパトリックに任せて、心の中で駅の改札口はどっちに向いて行ったらいいのだろうと思いながら、そのまま方向もわからずに地下道広場を引っ張られていたと言うよりも一体となって歩いていましたら、不思議と広島駅前の地下道出口に着きました。
 もちろん。一本道ではなく、何箇所も行き先があります。私からパトリックに方向の命令もしてはいません。

 パトリックとは8ヶ月目になりますが、このような経験はありませんでした。本当に不思議としか言いようがありません。

 以前、盲導犬ユーザーのメールに盲導犬とテレパシーという投稿文を読んだことはありましたが、これが本当にパトリックとのテレパシーだったのでしょうか?
 、主人の考えていることがわかるのかどうか、単に偶然だったのか今のところ検討がつきませんが、これぞ、盲導犬ではないかという感じも半分あります。
 とにかく無事に帰宅できたのは、パトリックのお陰だと思います。

昨日とは一味違うパトリックの成長と感慨を抱く夜でした。


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