![]() 2004年の3月末、近くの桜並木の下で撮った、12歳の誕生日のユニです。 何故か、誕生記念写真はいつもこの木の下。 ★ ユニゾン、逝く 2005年1月15日午前8時10分、 ユニゾンは天国へ旅立ちました。 12歳と9ヵ月半、大型犬としては長生きした方だと思います。 去年の暮れから、脳の加齢性変化が現れ始めました。 好きだった食べ物の種類が毎日減っていきました。 あんなに活き活きと輝いていた目が、日に日に虚ろになって行きました。 元々弱っていた後ろ足もどんどん辛くなってきました。 2年前から心臓も弱っていました。 でも、11日まではお散歩にも行き、13日までは車に乗ろうとしたので、病院に連れて行きました。 急変したのは14日の夕方頃。 ほとんど後ろ足は立たなくなり、僅かな流動食しか口に入れていないのに吐く回数も増えました。 それなのに、何度もがんばって庭に下りてオシッコしました。 吐く時も力を振り絞って寝床から起きて新聞紙の上に吐きました。 15日未明、雨が降り始めました。 もう、がんばらなくてもここでオシッコしていいんだよ。 それなのに、迷惑をかけたくなかったの? そんなに気を使ってくれるなんて、水臭いよ! まだまだ、お母さんはたくさんお世話をしたかったのに・・・。 ゴメンね! お母さんが19日から東京に行くことを楽しみにしていたの、良く知ってたんだね。 病院の先生に入院の相談をしていた時、しっかり聞いていたんだものね。 お母さんが東京に行けるように、こんなに急がなくて良かったのに。 ホントに、ごめんなさい!! 悔やむ事はたくさんあるけれど、 ホントにたくさんの楽しくて優しい思い出を作ってくれました。 幸せをたくさんもらった12年半でした。 心から、ありがとう! 「木曽」 ★ 2005年12月 今年も残り僅かになりました。 今年前半は生活の様々な場面にユニのいない違和感、空しさがつきまといましたが、 時間が癒してくれるものですね。 今となっては、道でラブラドールを見ても会釈できるようになりました。 ![]() この頃はすでに、脳の加齢性変化が現れておりましたので、表情もぎこちなくなっておりますが、 彼の最後の写真になりました。 ![]() ![]() |