gallery 105号室です


 【gallery 105号室】



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12パトリックの写真
@表題:  2003年の正月写真(その1)
A撮影者: 私の兄
B説明:
 場所は実家の台所です。お座りをして、こちらを向いている写真です。
 パトリックは、これと言って病気らしいことはなく非常に元気です。
 このせいもあって、忙しい毎日が続いており、動物病院へ行く余裕もありませんでした。
 今月の下旬に動物病院へ行って来ましたが、特に悪いところはありませんでした。
 体重は昨年の正月よりも3kgの減となっています。
 2ヶ月前からフードを100グラム減らしたのが原因でしょうか?
 とりあえず元の量に戻しました。



13パトリックの写真
@表題:  2003年の正月写真(その2)
A撮影者: 私の兄
B説明:
 胸から上の写真で、こちらを向いています。
 私はいつも拡大して構図を確認するのですが、なんか上の写真と同じように白黒写真みたいに見えます。(これはカラー写真です。)
 パトリックの毛の色は、白に近いイエローです。まさに色白のハンサムボーイになってきましたね。



『広島市長選挙の電子投票に行って来ました』


★ 2002年2月2日

 昨年6月の岡山県新見市に次いで、全国で2番目の実施となる
 政令指定都市初の電子投票が広島市安芸区で行われました。
 今回、広島市の中では、安芸区だけが電子投票で他の区は従前通りの投票です。

 私は盲導犬のパトリックと午前8時頃、自宅から歩いて約10分のところに
ある小学校に行ってきました。
 小学校の校庭に入ると、私とパトリックに向けて、3回、カメラの
フラッシュが光った。
 「カシャッ、カシャッ、カシャッ!!」
 多分、新聞記者の取材だろうと思った。

 投票所に入ると、盲導犬同伴のためなのであろうか?
 直ぐさま、受付係りの人に音声表示型の投票機の前まで案内して
いただきました。
 パトリックは、ダウンさせた後、私の左で静かに寝そべっていた。

 投票機のタッチパネルの位置を確認し、ヘッドフォンを装着すれば
準備OKです。
 投票は、約1分くらいで簡単に終了しました。

★ 投票の仕組は、以下のとおりです。

 安芸区内の投票所全十七カ所にタッチパネル式の投票機を設置。
 目の不自由な有権者は、音声表示型の投票機(点字付き端末)を選択できる。

@ 広島市選挙管理委員会から送られてきた葉書を受け付け係りへ渡すと、
 ICカードと交換してくれる。
A 係りの人が、電子投票機の前まで案内してくれる。
B ICカードを認識機へ挿入する。
C ヘッドホンを装着する。
 このヘッドホンは、ボリューム調整ができるので、自分が聞きやすい
音量にでき、案内された係りの人の声も、装着したままで充分聞き取れる。
 また、操作説明の音声ガイドも最初に流れるので、
親切なシステムとなっている。
D キーパットには、上部に三角ボタン、その下に左右の矢印ボタン、その下に
 ×(ばつ)と○(まる)のボタンがある。
 このキーパットは、指で触ると容易に確認できる。
 大きさは、テレビのリモコンくらいである。
E 説明の音声ガイドを聞いた後、○(まる)ボタンを押すと、候補者及び、
党名などの音声ガイドが流れる。
 候補者を左右ボタンで選択し、○(まる)ボタンで確定
 キャンセルして戻る場合、×(ばつ)ボタンを押す。
F 候補者に投票を決定する場合、再度確認○(まる)ボタンを押して、
投票完了
G ICカードを取り出して、選挙管理人へ渡す
以上で終了。

 投票所を出ると某新聞社のM記者から取材を受けた。
 昨年11月の模擬電子投票の後、電話取材から2回目である。

 模擬電子投票に行っていたので、とまどいを感じることは全くなかったが、
初めて操作しても簡単であったと思う。
 これまでは、投票するまでの抵抗感があったが、この電子投票システムなら
視覚障害者のバリアは解消するであろう。

 視覚障害者が操作する場合、端末機の前にあるディスプレイには何も
表示されないとのことで、案内をされる係りの人にも見えない仕組みと
なっているので安心できる。
 今までは、候補者の氏名を伝えると、他人に聞かれるということは
嫌な者であった。

 しかし、このシステムでは、その心配も無い。
 今後、電子投票が投票のバリアフリー化として、お年寄りや障害者に
優しいものとなるのではないかと、強く期待してやみません。

 なお、晴眼の有権者は機械に「投票カード」を入れ、画面に表示される
候補者名から意中の人を選び、備え付けのタッチペンで指す。次の画面で、
いい場合は「投票」を押して確定。訂正する場合は「変更」を選び、
前の画面からやり直す。


『電子投票を終えて』

 投票の翌日、投票機システムについて、安芸区の選挙管理委員会へ電話で
問い合わせてみました。
 基本的には新見市の投票機システムと同等のものだそうです。
 「今後の投票機については、新システムが登場するのは日進月歩です。」
 「数年後には、より良いものが導入されるかもしれない」とのことでした。

 新見市と比べて、広島市安芸区の電子投票分の開票時間は、5分短縮されて
20分で確定したそうです。
 ただし、不在者投票分は除く。

 二期目の再選を果たした現職の秋葉氏は、この時点、1位でした。
 2位、3位以下の投票数から見ても、結果的に、
ほぼ当確状態だったとも言えます。
 電子投票でなかった他の区の開票は、この1時間後、3パーセントの
開票率でした。

 今後、全国で一斉に行なわれる電子投票は、そう遠くはないでしょう。
 将来的には、全国同一システムによる仕様の投票機になっていくものと
想像します。

 なお、今回の電子投票機に対する不満な点は特にありませんでしたが・・・。
 強いて言えば、音声システムのタッチパネルは、電話の
プッシュボタンのようにテンキー方式で統一されたら良いと思いました。

 ほんの一例として、携帯電話の各種設定や音声案内による電話サービスなどが
あります。
 携帯電話は、全盲の方も使い慣れています。
 電話のキーの配列はITU(国際電気通信連合)という国際規格だそうです。
 これが実現するなら国際的にも通用する
電子投票のシステムになることでしょう。




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