私の住んでいるニュータウン団地経由バスの出来事


『私の住んでいるニュータウン団地経由バスの出来事』


 駅前のバス停からニュータウン巡回バスに乗車しました。
 このバスは、駅前が始発のため、乗車しても発車するまで
5分くらい止まったままです。

 私は、いつものようにバスの中央あたりの座席に座りました。
 パトリックは、静かに座席の下へ潜り込んだ。

 一つ後ろの座席に子供連れの親子が座ったようである。
 その子供は、幼稚園児ぐらいの男の子のようだった。
 なんか訳の分からないことを大きな声で喋るので、うるさい幼稚園児だなあと思っていた。

 バスのエンジンが入った。ブルン、ブルン、ブルン。
 発車時間が迫ってきた頃・・・。
 運転手さんから、マイクで案内があった。

 「毎日、ご乗車ありがとうございます。」
 「このバスには、只今、盲導犬が乗車しておりますので、」
 「しっぽを踏まないように気を付けてあげてください。」
 「なお、このバスは、巡回バスですので、ニュータウン団地経由で運行します。」

と、アナウンスが流れた瞬間!!
後ろに座っていた幼稚園児が大きな声で。

 「お父ちゃん、このバス毎日、ウンコしているんだって、偉いね!」
 と、一言。

周辺の乗客は、間髪入れず、大笑いであった。
その後、また運転手からアナウンスが流れた。

 「・・・・・子供は、半額の小児運賃をいただきます。」
と流れた瞬間!
またまた、その幼稚園児が大きな声で。

 「お父ちゃん、このバス半分のウンチをいただくんだって、きちゃないね!」
 そこで、お父さんが一言・・・。
 「お前、なあー」

 またまた乗客は大爆笑のうちに、バスは発車するのであった。
 ブーン、ブーン ブー ブー!!
 ちょっとくさいかな??


 お後がよろしいようで。
 どうも失礼いたしました。



トップページへ
 トップページへ戻る。